はい、ごきげんよう!!
まるでサウナの中にいるかのような
灼熱の東京です(笑)
さて、
「 海外遠征で得たものは? 」
という質問をよくいただきます。
いろいろあるので、一口には語りきれませんが、
その成果の1つは
「 モノを見る目や感覚 」
です。
海外、特にヨーロッパに行くと
何百年も前の建物が普通に残っていたり、
住居として使われていたりします。
モノを大事にする文化なのかな、と
最初はあまり気に留めてなかったんですが、
ふと日本のことを思うとスゴイことのような
気がしてきました。
日本では、100年前の建物を都心部で見ることなど、
皆無に等しいですからね〜
地方の方が東京よりは可能性は多いかと思いますが、
それでも、そんなに多くないのでは?
そういえば、6月の福岡遠征の際、
明治後期の貴重な家屋に連れていっていただきました!
飯塚市の
「旧伊藤伝右衛門邸」
です。
建物の見所は、和洋折衷の調和っぷりですね。
当時最高峰の建築技術や、豪華な装飾を
至るところに見ることができます。
とにかく、芸が細かい!
大工さんたちの芸術的技術に脱帽です。
庭も素晴らしく、まさに日本の美!
これが庭園ではなく、人の家として作られ、
使用されていたというところが
またスゴイですよ(笑)
当時の時代背景や文化を、肌で感じることができます。
維持費も非常に高額のようですし、
そのへんにも、日本の木造建築の繊細さを
感じますね。
僕の中では、文句なしに世界遺産級です。
福岡にお出かけの際には
ぜひ行ってみることをオススメします!!
とまぁ、いろいろエラそうなことを語ってますが、
3年前の僕だったら、きっと退屈していたことでしょう(笑)
その価値にも魅力にも、目が向かなかったに
違いありません。
海外で開いた目や感覚があったからこそ、
日本の文化にも興味を持てるようになったと思います。
目の前にどんなに素晴らしいものがあったとしても
それを感じる心がなければ、何も無いも同然。
自分の中にいろいろなモノサシやアンテナができたことも
海外遠征の大きな成果ですね。
ま、狙って培われたわけではなく、
ほとんど偶然の産物ですが(笑)
では、今日もステキな1日になりますように…